蜂の種類
日本に生息する蜂の種類は、なんと4,000種以上ともいわれています。人を刺すことのある蜂として有名な「スズメバチ」「アシナガバチ」「ミツバチ」のほかにも、危険性の低い「クマバチ」「ドロバチ」「ハキリバチ」など、じつに多種多様な蜂が生息しているのです。
もしも身近で蜂を見かけたら、まずは種類を特定しましょう。蜂は種類によって性質や危険度が違い、対処法も変わってきます。
日本だけでも4,000種類以上!じつは刺さない蜂のほうが多い
「蜂」と聞くと、毒針で人を刺す危険な生き物をイメージする方が多いでしょう。事実、スズメバチなどは強い毒性や攻撃性をもち、ときには命を奪われることもあるほど危険な蜂です。
しかし、人を刺す蜂というのは、数多くいるハチ類のなかのほんの一部なのです。日本にはなんと4,000種類を超す蜂が生息しています。
ここでは、刺す危険性の低い蜂と、毒針をもたない蜂の特徴をご紹介します。
毒針をもたない雄蜂と攻撃性の低い女王蜂
スズメバチやアシナガバチ、ミツバチなどの集団で生活する蜂は、「女王蜂」「働き蜂」「雄蜂(おばち)」という役割の違う3種類の蜂で群れを作っています。
3種類の蜂のなかで毒針をもちうるのは、メスである女王蜂と働き蜂のみです。じつは、蜂の毒針というのは卵を産むための「産卵管」が変化したものであり、産卵管をもたないオスの蜂には毒針がないのです。
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